ケニア東海岸部の観光案内



ケニアやタンザニア、ウガンダなど東アフリカで観光といえば、ゾウやライオン、シマウマが群れるサバンナやゴリラが棲息する森林が思い浮かびますね。カラフルな装飾品と布をまとった民族ダンスや音楽も聞こえてきそう。そんな東アフリカでも、海岸部はまったく違ったカルチャーで私たちを魅了してくれます。

ソマリアからケニア、タンザニアを下ってモザンビークまで続くこの東アフリカ海岸部の文化はスワヒリ文明と呼ばれる独自の巨大な文化圏を形成しています。ポルトガル植民者がやってくるずっと前から、何千年もの時間をかけて、インド洋の交易活動をとおしてアラブ、ペルシア、インド、果ては中国からの文物や言語、宗教、生活風習と土着のアフリカ文化が混じりあってきました。



海の幸を味わえる多様な料理や透きとおった海面、不思議な海洋生物、移り変わる支配者たちが残した足跡、森林の奥に眠る一千年近く前に栄えた町の遺跡、古いスワヒリ建築が立ち並ぶ迷路のような細道、ココナッツやマンゴー、パパイヤなどたおやかに揺れる果樹、どこまでも続くサイザル麻のプランテーションにそびえ立つバオバブの木。色鮮やかな伝統布を纏った女性たち。町の至るところにあるヒンドゥー寺院とイスラム風モスク。そこに白い衣装の男性たち群がって和やかに会話を楽しむ夕べ。

わずか百年間で1から造り上げられたナイロビの都市景観に飽き飽きしてきたら、ちょっと一息ついて視線を遠くに投げかけるのにぴったりな地域です。ちなみにケニア政府は2030年を目指して、アフリカ随一の先端技術都市「コンザ・シティ」をサバンナの真ん中に作ろうとしています。今はまだ草原以外は何も存在しない風景。20年後は高層ビルや道路、人々が所狭しとひしめき合っている都市が出現しているのでしょうか。そこでは人々は何を信仰しているのでしょうか。数千年かけて作られた町と百歳を過ぎたばかりの首都、これから急速に都市が立ちあがってくるであろうサバンナ。これら3つを一気に回ってしまうのも、おすすめのケニア観光プランです。

2013年2月4日 西尾咲子

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